酸辣湯麺(サンラータン麺)の作り方

各種の製品

 

 

ここまで酸辣湯麺の作り方を紹介してきましたが、どうも料理が苦手だという人のために「製品版」も紹介しておくことにします。

 

もっとも認知されているのはヤマダイ食品のニュータッチ酸辣湯麺でしょう。これは既に三代目ということで、それだけ支持している人が多いのだと思います。

 

最近は担担麺などの中華系メニューが特に注目されているようで、多くの商品が発売されています。酸辣湯麺も担担麺同様に注目を集める存在で、春雨系のスープカテゴリーでは特に欠かせないメニューです。

 

ヤマダイ食品のニュータッチでは独自製法のノンフライ麺を使用した本格中華風酸辣湯麺として製品を発売しており、リニューアル品は酸辣湯麺のすっぱさ・辛さが夏にピッタリの風味で季節性を強調しているのが特徴になっています。ノンフライは近年の健康ブームで注目を集める黒酢の風味で一層食欲をかきたて、具材は見た目のボリュームと色鮮やかさを重視したそうです。

 

ノンフライ麺というのはツルツル、シコシコとした生麺の食感を再現しており、時間が経っても麺伸びしにくいのもメリットです。

 

スープは鶏ガラとポークがベースの醤油スープで、これにオイスターや椎茸で旨味を効かせています。更に黒酢の酸味、黒胡椒、白胡椒、ラー油の辛さも加わって特徴としており、特に辛味は唐辛子と胡椒を併用することで香りとスパイス感を高め、ゴマ油の香りと黒酢の酸味、香辛料の辛味のバランスも絶妙です。具材はチンゲンサイ、かき玉子、ニンジン、キクラゲ、唐辛子チップです。

 

冷凍食品ならマルハニチロ食品の「あけぼの・新中華街・海老と野菜の酸辣湯麺」があります。これはシリーズの新アイテムで、エビ、卵、キクラゲと野菜(モヤシ、白菜、赤ピーマン、タケノコ、インゲン)もたっぷり入っています。

 

味は黒コショウとラー油の辛さ、酢の酸味の程良いバランスが特徴で、電子レンジ、鍋で調理します。これらの製品は大変美味しいですが、家庭での手作りも是非チャレンジしてみてください。